Diary / 遠藤響子 official
きゃぁ、今日は涼しい!生き返って、もりもり何かをやりたくなります。
ただし食欲以外として。
東京、名古屋のライブ決定しました!
そして初めての試みで両ライブとも「メールマガジン会員様限定特別先行販売(本日から9月14日まで)」というのを実施します。
代金を事前にお振込頂いた方には遠藤響子直筆サイン入り栞をプレゼントします!
どうぞみなさまこの機会にメルマガにご登録下さいませ。ご登録頂いた方には受付方法をメールでお送りします。
曲もぞくぞく書いてます。ライブが楽しみで〜す!
待望のダニール・シムキンを観てきました。22歳、ロシアのバレエ一家に生まれ、バレエ学校に通わず(ママが教えた)世界の名だたるコンクールを次々制覇してきた天才バレエ少年です。22歳なのに少年という言葉がぴったりで妖精みたいでした。ウィーン少年合唱団を思い出させるホーリーな感じがあります。小柄で白い肌に柔らかなブロンドヘアー。演目はドンキホーテでした。シムキンは羽が生えたように飛び、天から吊られているオブジェのようにいとも簡単にくるくると回り(7回転も)、肢体はまるで柔軟な一枚の紙が風に吹かれているように、あっちへひらひらっ、こっちへひらひらっと動きます。表情は終始にこやかに、しかしリフトの時だけは顔をしかめていました。きゃしゃな体でリフトは似合わないし大変だなぁと思いました。わたしは次回彼を見るなら古典の舞台よりコンテンポラリーの方が見てみたいです。素人意見ですが独特な存在感のシムキンに合う彼だけのための作品を誰か作ってくれないかなぁと思いました。現代訳ピーターパンみたいな。
残暑厳しき折、みなさまどうぞご自愛下さい。
関東地方はものすごい暑さです。
わたしは自分や人間が不思議で不思議でたまらないし、
この迷宮ぶりに魅了されてもいます。
先週図書館で借りた本は村上春樹の「ねじまき鳥クロニクル」でした。
村上さんの本は多くの比喩や暗号、暗示がありとても秘密めいた本です。
村上ワールドにはまる人はすごくはまると聞きました。
で、はまりました、わたしは。
奇しくも「ねじまき鳥〜」は戦争を題材にしている本でした。
主人公が深い井戸に何日ももぐるのは暑い暑い夏です。
人間を善悪で語ることは全くの不可能ですが、同本で登場する「綿谷ノボル」なる人物が人間の悪い部分の象徴なのではないかと理解しました。
人間の悪い部分で起きた戦争は65年前に終わってはいますが、実は全然終わっていないということを暗に表現しているとも思いました。
「ねじまき鳥クロニクル」はとても素晴らしい本です。
人間の中に眠る多くの何かの中の暗い部分と正常であろう部分をせつせつと時に大胆に、時に冷静に、ご本人がこんがらがらずによくこんな深い作品を書けるものだと、本当に驚嘆しています。暗い部分をせっせとクリーニングする人物も登場していました。
わたしの解釈が当たっているかどうか、また本を読み返しているところです。
今日は終戦記念日。
何故人を殺してはいけないのかという問いがあったように思います。
わたしだったら、相手(敵)を殺しても相手(敵)は死なない。
人を殺したら、相手(敵)は自分の中で生き続け、そのことによって自分が死んでしまうからいけないのだと言いたいです。
それくらい人間は不思議だと思います。
聞いたお話しです。
イギリスの著名人のお墓には「No lecture,Please」と彫ってあるものがあるそうです。
訳せば、「語るな」ということですね。(オレについて)
なんか、いいなぁと思いました。
カッコいいなって。
ふうううっ、はまりました。すっぽりと。
この1週間、トイレにまで持って行って「本格小説」を読みふけりました。圧倒的な文章力、構成力。久しぶりに小説のおもしろさを堪能しました。出てくる場面がほとんど行ったことのある土地や知っている地名(成城、千歳船橋、軽井沢、佐久、ニューヨーク、ドゥーマゴ(カフェ)なのでやけに私にはリアルで、それもあり、心の中で現実と繋がっている終わらない映画が上映され続けてます(内臓3D)。この侵食され度は映画や絵画、音楽ともどれも違うものです。だって、不可能なことはわかっているんだけど、お話は唐突に終わってしまい、この先話しの中心人物「東(あずま)太郎」がどうなったのか、どうしても知りたいんです。これを絶対に知ることができないんだって言う悲しい気持ちは、おかしな話しですが、失恋してもう恋人に会えないってのと似てるんです。ああ、世の中自分の思い通りにはならないんだという絶望感が。
いやはや、文字の世界と現実の境目が妖しくなってます。
人生、変りそうだわ。
本って、すごくおもしろいです。
と、後日。
神様にわたしの声は届いたのでした。
7月19日付けの朝日新聞Globeという紙面にて、東太郎のモデルとなった大根田勝美なる人物が自伝を出したとありました。それは小説「本格小説」は虚構と事実が混在しており、多くの人に『中国人と日本人の間に不幸な形で生まれた』と誤解をされ続け、不本意だったので、事実を明らかにしたいとの意向で。
そう、「本格小説」は著者水村美苗が米国で聞いたまるで小説のような本当の話を彼女の才で小説に仕立てたものなのです。構成の妙は長い序章と題して、水村さんがティーンエイジの頃に実際に出会った東太郎(大根田勝美)との関わりをそれこそ長い長いモノローグのように書いています。で、それを読んでいるうちにこちらもノンフィクションとフィクションの境目が消え、さらにわたしには知っている地名なども入り、大根田氏の言う虚構と事実の混在を疑いもせず小説の力に圧倒されながら読み進むのです。
これはモデルとなった人物には、きっと迷惑な話なのだろうなと思いました。
自分の人生がある人物の好みに脚色され、小説として発表されしかも賞まで取って多くの人に読まれ、さらにそれを読んだ多くの人に自分が哀れに思われるなんて。
なので、思いがけない形でわたしは小説の世界から、現実の世界へ引き戻され、
東太郎のその後をはっきり知ることができたのでした。
大根田勝美さんは現在73歳。自伝「中卒の組立工、NYの億万長者になる。」を出版されました。
この本のアマゾンレビューでは
「本書を読めば容易にわかるように、東太郎の人生と大根田さんの人生は、もちろん、全く別物です。
読んでいると、実在の人物や実際の出来事を水村美苗がどのようにフィクションに取り込んで、イマジネーションをふくらませていったのか、 メイキングがうかがえるようで、その点からも面白かったです。」とありました。
決勝戦も終わり、総括Vをテレビで見ていると、猛々しさや匂うような勇敢さに私の鼻がくんくん、ぴくぴく反応します。まるで森林浴みたいに。各選手の人間をちゃんとまとめるとこうなるというような顔つき、体、集中力。ピッチにいる選手もスタッフも全員に恋をしてしまいそうに愛しくなります。
いいなぁ、カッコいいなぁ、好きになりそう。
気がつけば日本代表といっても選手は20代、30代前半です。4試合の間にあれだけ成長する男子を初めて見ました。自信と誇りと絆の力にあふれたあの態度。かつての北京オリンピックソフトボール金メダルの感動の余韻もしばらく胸に残りましたが、今回もやられちゃいました。チームプレイというのは良い方に歯車が回ると、元気をぐるぐるとすごい遠心力でまきちらしますね。その元気を浴びさせてもらってます。
あまりに笑えるので見てみてね。
http://www.youtube.com/watch?v=-0jCWkM15ag
やっとMy spaceが完成しました。これは私の活動が来年30周年になりますので、遠藤響子(京子)のアーカイブや生まれたてほやほやの新曲をアップという感じで私を立体的に感じてもらえたらなと思い作りました。NHKFM音楽講座シリーズで生まれた幻の名曲「オーミステイク」やデビューしてすぐの初ラジオレギュラー番組「京子の浮気でナイト」の様子。(この中でなんと私のデビュー曲が聞けます!)
などなど盛りだくさんな内容です、是非一度のぞいて見て下さい。
Kyoko Endo 遠藤響子 Myspace
配信(PC&携帯)はまずアルバム「ホッチキス」を配信開始しました。この後7月14日「こういうことなんだろう」7月21日「kyk style」7月28日「愛のおはなし」のスケジュールで配信して行きます。こちらもチェックしてみて下さい。(ituneはこのスケジュールより1ヶ月ほど遅れます)
主なPC配信先
mora, ListenJapan, MUSICO など
主な携帯配信先
レコチョク など
昨日の晴れで梅雨が明けたように思っちゃいましたが、まだだった。。。
みなさん腐らずに汗かいて元気に過ごしましょう!
昨日、半年以上も前にやっと入手出来た、辻井伸行さんのコンサートに行って来ました。でもソロリサイタルではなく、日本フィルハーモニーの定期演奏会の中のゲストピアニストです。なので、たった1曲。モーツアルトのピアノ協奏曲約28分間だけ聞けました。
良い席も取れず、2階の後方。1曲目のオーケストラの演奏を聞いて、音はまずまずだったのでちょっと安心しました。
そして待ちにまった辻井さんの登場です。指揮者に付き添われ出てくるとご本人が椅子にぶつかって椅子が斜めになってしまいました。そしてそのままペコリと挨拶をします。椅子が斜めのままだ。大丈夫かなと思いました。ご本人も坐ったあともずっとしきりに椅子を少しずつ動かし続け、曲が始まってもその動作をしていました。そしていざ、ピアノを弾き出すと、ものすごい集中力です。2500席ほぼ満員でしたが、一斉にみな音に聞き入り耳をそばだてているのがわかりました。
美しい音としか言いようのないピアノの音色です。こんなピアノの音色は聞いたことがないというほど美しいです。天女が舞う天界に流れる音があるとしたらこんな音でしょう。
私の小さな常識を超えてます。
別の次元の音であり、良いとか悪いを超えてます。
イルカに会ったことはありませんが、天敵がいないというイルカのエネルギーを一瞬思いました。
あきらかに彼には確固とした自分の世界があり、彼の周囲には一切の境界も隔たりも囲いもなく、不用意なようだけれどもそこには全く武装する必要がない強さがありました。その強さの芯は音楽で出来ています。
彼のピアノの音色は彼の頭の中の広さ、豊かさ、深さという私が今までに見たこともない感性を目の当たりにして、目が見えないというハンディの事の重大さとともに心に深く刻まれました。28分の間、ひとつひとつ消えて行ってしまう音が本当に名残惜しかった。
耳を澄ませば衝撃で私の中にコピーされたであろう彼の音が今も聞こえます。
それは私の中のとても大事な部分を喚起させてくれる音でした。
今日は梅雨の晴れ間。あわてて自転車に乗るのだ。だから今日の日焼け止めはSPF50 PA+++。
やっと27キロ乗れるようになったんだよ。
今、My Spaceを始めようと思って準備してます。
目標は来月公開です。
お楽しみに!

去年もらった苗が今年はあっと言う間に大きくなって、実が赤くなり始めました。
今朝は8つとれました。これを朝、起き抜けに庭でぺろっとほうばるのです。これが毎日しばらく続きます。The ぜいたく!
世の中のお母さんと話しをしていると
えも言われぬ陽気さを感じる
おしゃべり好きとか社交的とかそんな薄っぺらじゃない
一筋縄では行かない陽気さだ
たくましいと言えばたくましい
大地に根をおろしていると言えばその通り
ずうずうしいと言えばそうだろな
太陽と言えば、まさにそうだ、それだ
だけど彼女たちは狙ってそうなっているのではない
家庭を持ち、おぎゃあと子供が生まれたその日から
しゅくしゅくと目の前のことをぶつぶつ言いながらもこなして来たら
いつのまにか根がはえ、太陽になっているのだ
根っこは本人の気がつかない間にはえている
心臓に毛がはえ、ひげもはえるかもしれない
自然にそうなって行くのだから
とても強い
お母さんはとても強い
本当に強い
だからそれを時々浴びたくなるんだ
なんつって、こんなことばっかやって。
歌の準備はしてるからね。待ってて下さい。
思いついて行ってみました。埼玉県で1位の大きさの大クスです。樹齢は千年以上とされていて、平安京の頃より生きている木です。しんとした森の中、5月のさわやかな風が吹き抜け、あまりの大きさにしばしぽよよんとしてパワーを浴びて来ました。やっぱりいいですね、自然のエネルギーというのは本当に。五臓六腑にしみわたります。理屈、屁理屈のもっとはるか手前です。写真はちっちゃ〜く写っているのが、私です。案内に大きな体ですが繊細な植物ですと書いてありました。帰り際に手をたたいて拝んできました。
先週、行って来ました名古屋。
お出で下さった方々ありがとう!
7曲演奏して、アンコールもうれしかったです。
今回初披露の新曲♪「一人が好き」が評判良かったです。
今朝はこれからさっき摘んできたこれらをブレンドして飲みます。
うっしっしっ、なのであります。
ラベンダー、レモンバーム、カモミール、ミント、ベルガモット、ローズマリー。
笑っちゃった。
4月30日に書いた「はな」の詩を母に見せた。
そしたら読み始めて2〜3行で「う〜ん、これはおもしろい!」と、大絶賛。
え?そんなにと思いながらも、黙っていたら、最後に「でも、このくさりが〜強すぎるわね」と、言う。
聞けば、彼女は最後の最後まで「はな」とはつまり犬の名前ではなく植物の「フラワー」だと思って詩を解釈していたのだった!
謎が解けて二人で大笑いした。
言われて、「はな=フラワー」と思って読むと、それはそれでありか?
人の感受性っておもしろいなぁ。
メープル・シロップ4本だよ!
なんかリッチな感じ!
なめると、「木」の味がする。
あま〜い漢方薬みたいだ。
これをトーストにぬる。シナモンふって。
はなは道端で一日中くさりにつながれてる
餌はおおざっぱにバケツの中に入ってる
はなはとってもとっても可愛い
近くによると、「遊ぶ?遊ぶの?びえっ〜 」と全身で喜んで、すぐにおなかを出す
はなは人間が大好き
あたまをなでるととろ〜んとした顔でうっとりしている
あまりに可愛いからずっとなでてると、はなもずっとうっとりしている
後でばたんと音がする
飼い主かな
もっとなでていたいけど
怒られちゃうかな
はな、また来るからねと言ってその場を去る
はなは「へっ?もう終わり?」という顔をする
はなは雨の日も平気でずぶぬれで
ぼーっと立ってる
あまりにつまらないと
「うぉん、うぉん、うぉ〜ん」と不思議な鳴き方をする
はなは散歩に連れて行ってもらえない
はなを散歩させているのを見たことがないもの
家の玄関を出るとはなが見える
今日もぼーっと立っていたり、ふて寝をしてる
人間だったら気が狂うだろうな
でもはなは人間が大好き
道行く人にしっぽをふってなでてもらっているのを見るとほっとする
はなを見ると心が痛い
夜、くさりをちぎって家に来ないかな
年を取ってステキでいるってことはもうそれだけで芸ですね。
立派な社会貢献になると思います。
みなさん!
ステキでいましょう。
私もがんばります!
う、でも、昨日の素晴らしい晴れに誘われて外をうろうろしていたら、紫外線アレルギーになって顔がパンパンに腫れてしまった・・・ 子供のりんご病みたいにほっぺが赤い。おまけに、かゆ〜
みなさんも気をつけて下さい。
5月に名古屋でイベントに出演します。 コチラ
お近くの方は是非いらしてね!
畑の作業が始まりました。だまってもくもくと土いじりをするのは至福の時です。土に触っていると何か、なぁんにも要らなくなっちゃうんですよね。理屈ぬきになって、すごく満足します。人間は家電と一緒で電気製品でもあります。土に触るとアースされて邪気(余分な電気やら悪い電気)が抜けるんだと思います。
私にとって土なしで生きる、活きるということはもうほ〜んとに考えられません。
春と思ったのに、異様な寒さです。にんじんの種も小松菜の種も、この寒さで全然芽が出ません。
さて、近頃車を運転するときに聞いているのがこのCDです。ラスマス・フェイバーはご存知の方も多いと思いますが、スウェーデンで大活躍のハウス・プロデューサーです。このCDは彼の幼少期より親しんでいた日本のアニメソングをジャズで表現したもの。私はアニメソングの方はからっきしだめで、全然わからないのですが、ビッグバンドのアレンジがとても気に入り購入しました。原曲を知らずにメロディーを楽しむってのもナンですが、知らなくっても充分楽しんでいます。ちなみに入っているのはマクロスFrontier「星間飛行」機動戦士ガンダムSEED「水の証」新世紀エヴァンゲリオン「Thanatos-If
I can't be yours-」などなどもっと他にもたくさん。唯一知っているメロディーは天空の城ラピュタ「君をのせて」とルパン三世〜カリオストロの城「炎のたからもの」でした。
で、このCDのどこが良いかと言うと、理屈抜きの底抜けな感じがすごくするところです。とにかくハッピー感満載。私が子供の頃、歌謡曲と言えば何故か名前をそらで言える「ダン池田とニューブリード」みたいな楽団がバックの演奏をしていました。どんな曲もです。このCDを聞くとなんとなくその、昭和のお茶の間で聞いた、歌謡曲をふと思い出します。どことなくリズムがずれてて、1曲が短くて、歌謡曲が音楽としてきらきらしていた時代の温かさが蘇ります。
ミュージシャンは超一流だし、ジャケットもいいなぁ。
Mr,Faber
次回は遠藤響子の「走れ 走れ」もよろしく!
昨日、すごいもの見ちゃいました。私が住んでいるところはまわりに米と苺農家がたくさんあります。春の日差しの中、外へ出ると、ものすごい子供の歓声があたり一面に響いています。見ると、なんと大きなショベル・カーのショベル部分に4人の子供がちょこんと座り乗っているではありませんか!そしてそれは農家のおじさんが運転しておりすごい速さで暴走中!(子供をいっぺんに運んでいるの図)しかもショベルはものすごい高さの位置。4人の子供は半ば泣き叫びながら、ふちにしがみついています。「ギャーッ!こ〜わ〜い〜!」さらにご丁寧におじさんはふざけてショベルの高さをガクンッと落として変えたりしています。走りながらですよ!4人の子供はショベルの動きに合わせて少し宙に浮いてました。
すご過ぎ。The,わいるど。
あまりの勢いで通り過ぎたので残念ながら写真は撮れず。
今日は私の誕生日です。
家族が祝ってくれました。ろうそくは3本。
脳みそ年齢のことだと思います。
ぐっすりZZZ
今開催されている東京国立博物館「長谷川等伯特別展」に行ってきました。今年は長谷川等伯(1539〜1610)の没後400年にあたります。長谷川信春の名で能登の絵仏師から始まり、水墨画の最高峰と称される絵まで彼の絵画人生を網羅した史上最大の大回顧展でした。
筆ひとつ持ち妻子と30代で上洛し、秀吉、千利休や時の権力者に重用され一躍時代の寵児となるまで、そしてその後。絵画師としての才能はもちろんですが、そこに同じようにある野心も感じ、人としての大きさ、強さ、欲深さ、業績の大きさが渾然一体となった、本当に価値ある展覧会でした。
心に残ったのは秀吉に請われて書いた金碧障壁画(きんぺきしょうへきが)「楓図(かえでず)」(写真左)絵の具はおち色褪せてはいましたが、当時の秀吉の権力がそのままあでやかに描かれているような力強さで圧巻でした。
そして会場では最後に展示されていた「松林図屏風(しょうりんずびょうぶ)」(写真右)かなりの人だかりでやや後方で全体を見ましたが、目の前の人垣がすっと気にならなくなるほど、絵の世界に引き込まれました。まるでそこに霧の中に浮かぶ松林があるかのような錯覚におちいり、涙がこぼれました。「描かないであらわす」という絵師として最高の表現がそこにありました。あそこに描かれていたのは気配そのものです。ふとそこに引き込まれるのはあの絵が自然そのものだったのでしょう。これは会場を出てはまた見に行くのを3度繰り返し、まぶたに焼き付けてきました。二つの絵はいずれも国宝です。
昔の人はすごいなぁとぼんような感想ですが、あの時代(安土桃山)の人に一人すごい知り合いが出来たような気分です。
もしお出かけになるのでしたら、少し人が少なくなる閉館間際がお薦めです。
長谷川等伯展 東京 〜3月22日まで
http://www.tohaku400th.jp/
長谷川等伯展 京都 4月10日〜5月9日
http://tohaku.exh.jp/
こう春めいてくると
すべてを愛したいという衝動にかられます
私は慈悲深くもありませんし、
どちらかというと自分のことばかり考えて
死ぬまで(死んでも)愛されてなんぼじゃいと考えている人間です
神のお告げも受け取っていません
でも神様が今、アノ人を救いなさいと私に命令したならば
私はきっとすぐに行動にうつすでしょう
でもすべてを愛せるわけがありません
別の魂ですし何ができるかもわかりません
でも愛したいという衝動があるのです
これは不思議です
労わりたいという気持ちが湧いてくるのです
人との境界がなくなってしまうのです
結界が甘くとろりと溶けそうな気分です
こう春めいてくると
なんだか泣きたくなるのです
どろどろとした腹の一物が
こんなにたまっていたのかと気づきます
そしてひと泣きすると、私を覆っていた薄い薄いベールが一枚はがれます
すべてを任せて、お勉強させて下さいっていう気になるのです
素直にごめんなさいとありがとうが言えそうです
これは不思議です
神妙で新しい自分を感じます
初めてもしくはやっと目覚めたような気分です
冬眠していたのかもしれません
春は不思議です
温度が私を変えるのです
日差しが春っぽぉ〜い。少しのどがむずむずするぅ。
バンクーバーは後半。女子フィギュアが楽しみです。それにしても冬季オリンピックは下が白いのでレフ効果ばっちりで、女性はみなさんきれいに見えます。カーリングなんか特に。氷に顔が近くて。(元も美人です。)
さて、バンクーバーの熱気とはかけ離れて、昨日一人静かに川越で開かれている「脇田 和」展に行ってきました。脇田さんは2005年97歳で永眠されるまで絵を描き続け、ずっと洋画界で注目され続けた方です。10代でドイツに渡り、戦前、戦中、戦後と溢れる才能のままにたくさんの絵画を残しています。(空襲により多くの作品を失ってもいます。)
脇田さんの絵はもう、ねぇ、いいんですよ。会場でポストカードを売っていましたが、やっぱりナマ絵っていいですね。今でも思い出すと、彼の絵の世界にふっと浸り、どこかからだが弛み、永遠に続くほわんとしたカイロが心の中に埋め込まれたかのように感じます。
どう、良いか。パンフレットから拝借して。
『のびやかに広がる心の詩があり、自然や人生への透徹した視線が感じられる脇田和の絵画宇宙は、しばしば澄んだ音色を響かせる室内楽にたとえられます。』
『贅沢で、上等で、純粋で、通俗的なところはみじんもなく、それでいて私の心が揺さぶられる身近い生理的なものから立ちのぼってくる音楽が聞こえてくる。』(井上靖)
私が表現するとしたら、そうだな。
難しいことはひとつも言っていないのに、すごく染み渡る言葉のような、心の中のさなぎが蝶になっちゃうきっかけを与えてくれる絵というか。全体に響いている、温かさはそれはそれはもう音楽以上のものがあります。私は常々音楽は見えないしすぐ消えるし世界を限定しないから絵の人は大変ねと思っていました。が、脇田さんの絵は目の前にありながら、世界を限定せず、目に見えない香りや音楽を提供してくれます。2回この展覧会は行きましたが、2回とも全く違って見えました。鳥のモチーフが多いのにも2回目に気づきました。
ああ、いいなぁ。絵ってすごいんだなぁと初めて思いました。
あんな、あんな、脇田さんみたいな、音楽って作れないのかなぁって、しょんぼり思ってます。あの絵の温かさは自分に対する目線なんじゃないかなぁとぼんやり思ってはいるんですけど・・・
雪が解けて、4月になったら軽井沢にある脇田美術館に行ってみようと思います。
川越市立美術館 脇田和展 〜3月14日までhttp://www.city.kawagoe.saitama.jp/www/contents/1262678648418/index.html
軽井沢脇田美術館
http://www.wakita-museum.com/
世の中はヴァレンタインでそわそわしていると思いますが・・・
またまた、匂いネタです。
今年は腐葉土作りに挑戦しました。12月末に近くの公園から軽トラック一杯に枯葉を運んで、ぬかと大量の水で作りました。出来上がるのは3ヶ月後。先日、切り返し(撹拌)っていうのをしました。すると、何とも言えない森の匂いがします。でもチーズのようでもあり、うまく行っているみたいです。赤、緑、グレー、白と色とりどりの菌が繁殖していました。そして温度は発酵熱で40℃近くあると思います。寒い日でしたが、腐葉土の上にいるとほっかほかでした。
作業を終えると、着けていた手袋が軍手だったので、特に人指し先に匂いがついてしまい、まる一日お茶を飲むたび森とチーズの匂いがしていました。
昨日の節分の日でうちの父は80歳になりました。80って。
自分の年もピンとこないけど、自分の父の年齢もピンと来ません。
自分だけは遠藤家だけは年取ってないんじゃないかしら。
また匂いネタです。
写真の小さな袋に入っているのは幻のコーヒーと言われている、コピルアックというコーヒーです。ご存知ですか?知人から頂きました。大変希少価値のあるものだそうで、1杯¥5500というお店もあるのだそうです。ひぇ〜ですね。何故希少かというとジャコウネコが赤く熟したコーヒーの実を食べて、その糞から未消化のマメを取り、洗って、焙煎したコーヒーだからだそうです。これもまたひぇ〜×100です。ジャコウネコの内分泌物がマメにカオリをつけるらしいのですが・・・
で、飲んでみました。
ん?これが?
ネコに小判、豚に真珠、ぬかに釘(?)、宝のなんとやら、などなど、「オラにはわがんねぇ〜」
と、このコーヒータイムのために焼いたバタークッキーを一口。
「こっちの方がおいしいわ」と、つぶやく。
時間にして5分ほど経過。
すると驚き。
冷めた方が美味しくなったのです。コーヒーが!!
しかも香りがする!ジャコウっぽい香り。香水に使われるムスクっぽい香りがする。(動物性な)
ひぇ〜〜
その後もどんどん香りが強くなって味も変って、まるでワインのようです。
部屋中、コーヒー+動物性の香りが・・・
すごいですね〜。
コーヒーマニアがいたらものすごいうんちくを語るんだろうなって感じありありです。
飲んだ結果、最も香りと味の頂点は人肌の温度の時でした。
ぬる燗って感じかしら。
試しに手首の内側に塗ると、ほよ〜んと香水みたいに香りました。
おもしろかったぁ。
ま、もう飲むことはないと思うので、いい経験させてもらいました。
希少価値があるということで、気を使って飲んだので、美味しいとか美味しくないの範疇は超えてしまってました。私にはオーバークオリティーな代物でありました。
素直にありがとうです。ご馳走様でした。
いろいろな柔軟剤がこの頃流行ってますね。
私のお気に入りはスナッグルのブルースパークル。いつも泊まらせてもらうお友達の家のタオルがそれはそれはいい匂いでまるで外国のホテルにいるみたいな気分になるので教えてもらいました。
柔軟剤は香りの強い洗剤とだと負けてしまってだめなので(例えばアタックジェルとかだとそっちの匂いの方が強い)なるべく香りを売りにしてない洗剤を使うとばっちりです。
先日はやたら朝早く目が覚めて、低い気温の台所に行ったら、柔軟剤の匂いがして、ふと、−18℃という厳冬(年末からお正月にかけて)のヴィシー(フランス)でホームステイしたことを思い出しました。まだ陽も昇らず外は真っ暗で、気は張ってるんだけど、少し物悲しい感情も思い出して、感傷に浸っちゃいました。
匂いの記憶ってホントすごいですよね。ぱぁ〜っとその日、その時の気持ちになります。
アンテナ張ってる?張らなきゃだめよって、言われます。正直今日本のポップス音楽に関してはテレビでザッピングの途中に見る程度。もしくはネットサーフの途中とか。創作活動の上で何かにインスパイヤされるというのはとても大事なことです。でも私の場合、いわゆる日本のポップス音楽からは何も感じないし、へそまがりで聞こうとしないのかもしれません。それより心動かされるものは、ジャンルの違うものの方が私には夢を持てていいです。なまじ業界長いのでヒット曲を見ても、ああ、日本テレビ出版だから日本テレビですごい露出だなとかそういう目で見てしまう。これは悲しいと言えば悲しいことですね。魔法にかけてもらえないんだから。だから世界の違う人の方がおおおっと夢を見れます。最近夢見ちゃってどきどきしたのはダニール・シムキンという若干20歳の男性バレエダンサー。見たと言ってもYou tubeで。つい先日知ったばかりなので去年来日していたそうですが、見逃しています。滑らかな動き、羽が生えたように伸び伸びとするさまは、何の野心もなく、ただ才能に溢れています。今、ハイ、ここで、ハイ、才能で〜す、あふれてま〜っす。ってすーっとしていて純粋な踊りが新しい時代を感じさせます。ここ急に話題になっているケント・モリの踊りもインスピレーションに溢れていてものすごく心が動きました。いつまでも見ていたい感じでしたが、情報は少ないようですね。Lady gagaもずいぶん前から大人気で大ヒットしているようですが、つい最近知りました。彼女もすごくエモーショナルで何のためらいもないパフォーマンスはかっこいいですね。出どころがコンプレックスなどではなくただ溢れる才能が原動力のような純粋さを感じます。うっらやっますぃ〜〜。
えっと、お題はアンテナでした。
何を言いたいかというと。
つまり。
自分ではアンテナ広げようなどとあまり考えていないということです。情報を求めてうろうろ歩き回ることはまずありません。都会に出てどうとか。人とたくさん会ってどうとか。異業種交流会にどうぞなんて言われると震え上がってしまうたちなので(お酒飲めないし、たくさん食べれないし、静かじゃないと疲れるし)、元々そういうところへは行きません。10年に1回ぐらいこれでは行けないような気がして出席したりしますが、へとへとに消耗するだけで、何の広がりもありません。
さぁ、おちです。
100匹目の猿という話をご存知ですか?
ある島で99匹がさつまいもを海水につけると美味しくなることを知り、次々とサル達がまねをしました。そして100匹目のさるもまねをしました。しかしその100匹目のサルは遠く離れた別の島にいたサルだったのです。二つの島にサルが情報を交わす手立てはありません。でもサルはまねたのです。
と、こういうお話ですが、私はこれをものすごく信じていて、必要な情報というのはどこからともなく必ず届くと思っているのです。以心伝心のように。(猿のお話しは創作だという節もありますが。)
つまり、アンテナをわざわざ立てなくても、自分が元々アンテナじゃんと思っています。
内臓してるってことです。しかもこっそりヴァージョンアップ(只今Ver,5.0)してる「つもり」です。ふふっ。
三重の素封家の家に生まれ百五銀行の頭取を経て、50歳から作陶に没頭した川喜田半泥子。今回はこれまでに最大という回顧展に行って来ました。場所は銀座松屋。彼は専門の陶工ではなくいずれも作品は売るために作ったものではありません。なので個人蔵のものも多くありました。会場は奥様で溢れかえっていましたが、じりじりと列に並び、じっくりと見て来ました。
茶碗が多くありましたが、感想はひとつひとつ自由で洗練され抜いた自然さがあり生命力がありました。特有の集中力とユーモア、遊びも感じました。もしもご本人にお目にかかって作品を素晴らしいと讃えたなら「君にも出来るよ。(にやり&ウィンク)」と返って来そうな人柄を感じました。作品の存在感、生命力は例えればすべてに小さな小人が住んで毎日掃除をしているようでした。見ていたお客様は思わず「ふふっ」と肩をすくめ脱帽しているような様子や、若い女性が「すごいな〜」とつぶやいていたのが印象的でした。
小1時間しばし眺めただけでも、生命力が骨身にしみました。
楽しかったです。
出展されているのは茶碗、水差し、ぐい飲み、香合、書、洋画、写真など多才です。
川喜田半泥子展は銀座松屋にて18日(月)までやっています。
ご興味おありの方は是非お出かけ下さい。
お薦めします。
http://www.matsuya.com/ginza/topics/100118e_kawakita/index.html
今年の抱負はまず、良い曲を書くこと。これ、大事。多くの人に喜んで頂ける曲が書きたいです。メロディーも言葉も頭でなく腹が決めることなので、自分に任せます。
そして次に毎日を好きと感じるもので満たすことです。私の好きなものは一番が自分を信じる心。そして素直な心。サンダルウッドのアロマ。太陽。歌。土。花。午前中。まだまだたくさんあります。でも時がうつろうように昨日好きだったチョコレートが今日も好きとは限らないということもあります。そこも正直に見て行くのが楽しいですね。季節も人も心も変ります。いつも今、好きなものを感じていられたらどんなにいいでしょう。今年の目標です。
追伸ですが、今日から我が家は光になりました!すご〜いっ!
やっとBBの仲間入りです。もうこれからはローディング中の“くるくる”を何分も見なくてすむんだわ。
You tubeもつっかえつっかえでなく見れます!
あけましておめでとうございます。
みなさま、旧年中は温かい応援をありがとうございました。
心より感謝申し上げます。
そして、本年もどうぞどうぞよろしくお願い申し上げます。
「おめでとう」という言葉が好きで、この頃はおめでたいことがなくても言います。
久しぶりに会った友と何かわからないけど「おめでと〜」
わ、こんなにたくさんと誰かが言ったら「おめでと〜」
良い言葉だと思います。
おめでたいこともないのに言うので、居合わせた人は「ん?」って感じで、ノーリアクション。
軽く受け流されます。でも、私が言いたいのだからそれでいいんです。
「お・め・で・と・〜」の口の形が私に合ってるのかしら。
今日は、ちゃんと意味がある、おめでと〜です。
これから1週間。言い倒すのであります。
おめでとう!おめでとう、おめでと〜!!
今朝起きて窓を開けたら、空気が冷たく澄んでいて、2階からばばんと南西に富士山がすごくよく見えました。
白い頂きまでくっきりと。まるで自分の庭にあるかのように。
おもわずパジャマのまま拍手を打ち、拝みました!